八王子 こころ祭を終えて

すっかりレポートが遅くなってしまいました。

9月に東京都八王子の「武州今熊太鼓」さんに声をかけていただき、
八王子 こころ祭」に参加させてもらいました。

黒船太鼓参加メンバーみんなで車に乗っての移動で
道中はとても賑やかでした。
僕と同じく新人の鈴木寛子さんはこの祭が初舞台。
ちょっと緊張していた様子でした。

少し迷子になりつつも八王子に着いて今熊太鼓さんの会長さんを始め
会員の方々が丁寧に誘導をしてくれました。
控え室に黒船太鼓と今熊太鼓がギュウギュウになりながら入りご挨拶。


その時に今熊さんから
「それでは、今日の黒船さんとのコラボ曲の軽い練習をしましょうか」
と、言われ神山会長以外のメンバーはポカンとしていました。
特に本日公演デビューその鈴木さんは顔面蒼白。

神山「あれ?言ってなかったっけが?」

今熊さんから丁寧に教えていただきなんとか形になりました。
本当、そこまで考えてくださって本当に有りがたいこの上ありませんでした。

会場は八王子商店街ユーロード。
沢山の出店に提灯。東北の震災を応援するという為に始まった新しい祭。
それだけで、胸が熱くなりました。


時間になり、今熊さんの演奏が始まりました。
夜の静岡の伊東、按針祭でしか見たことなかったので、
昼間の明る中での今熊さんは新鮮でした。
会長さんの声のパフォーマンス、そして最後のソロ回しが特に熱かったです。
夢中で見ていてすっかり写真を取るのを忘れてしまってました。

黒船太鼓の出番。
ここでまた神山会長。

「今日、この雰囲気だから「図南の響」の第三章もやっぺっちゃ。」

え!僕はその曲まだ練習すらしたこと無いし、鈴木さんは聞いたこともない。
と言うことで、四倉、鈴木の新人二人組は後から
図南の響が終わってからステージ入りの段取りを指示される。

他のメンバーは明らかに機嫌が悪い。
表情からはせめて前日くらいには打合せしてほしいと書いてあるようでした。

その横で今熊の会長さんが笑っていました。
鈴木さんも今熊の会長さんに肩を叩かれ後押ししてもらい落ち着いた模様。流石です。

図南の響を終え、そして会長のMC。いつになく元気いっぱいのMC。
その間にステージ入りし「伊達の黒船」の準備。


八王子の方々に感謝の気持ちを込めて、力いっぱい太鼓を打てました。
黒船太鼓の後に、今熊太鼓との共演曲を演じ、
その日の公演は終了しました。

その後に今熊太鼓さんに親睦会を開いていただきました。
何から何まで良くしていただき、そしてこの縁を大切にしたいと
言って下さったことが何よりも嬉しかったです。
いつの日か、復興がもう少し進み石巻市、雄勝町へと招待して
ここから文化交流をしていきたいです。
その為にも地域復興へ向かい生活から地域芸能活動も頑張ろうと
改めて思った日でした。



本当にありがとうございます。

四倉


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