雄勝町伊達の黒船太鼓保存会 ブログ  DATE NO KUROFUNE DAIKO Official Blog.

2019/02/13

活動記録 2019年2月7日 石巻地区へき地教育振興会より功労者表彰を受けました

25年前より、雄勝小学校・雄勝中学校(現在は中学校のみ)太鼓指導を続けた業績を、石巻地区へき地教育振興会より、2019年2月7日に表彰いただきました。
今後も、学校と地域との関わりを大切にしていきたいと改めて思います。


神山会長からのコメント:

図らずも、今回、黒船太鼓の取組をこのような形で評価していただき、栄えある授賞を賜りましたことはこの上ない喜びであり、深く感謝申し上げます。

25年ほど前、雄勝小学校と雄勝中学校で黒船太鼓の指導を始めました。
中学校は、当時「和楽器」をカリキュラムに取り入れるという取り組みがあり、
「選択音楽」担当の非常勤講師として依頼されて指導を始めました。

そして小学校は当時指導されていた伊達の黒船太鼓保存会立上げメンバーでもあった先生が転任し、新しく担当となった先生が保存会に入会し指導を担当するということでしたのでサポートに顔を出していたという所から始まっています。

2011年の東日本大震災以降は(中学校だけになりましたが)「総合学習」の時間で全校での活動となり、新しく「雄中の伝統」となる活動として郷土芸能の伊達の黒船太鼓の演奏に取り組んで頂いております。

今回は個人での受賞となりましたが、それをバックアップしてくれた保存会メンバーがあってのことです。

前述した小学校で一緒に指導した先生は、転任されてもまだメンバーとして精力的に活動してくれています。また、当時指導される側にいた児童の一人は現在当会で副会長として活躍しております(当時クラブ内でリーダーシップを発揮しメインの指導担当係でもありました)。

そして近年は保存会全体での取り組みとして私以外のメンバーも指導に携わっております。

私たち一同は、今回の栄誉を励みとし、これからもなお一層の研鑽を重ね、この活動に引き続き精進して参りたいと存じます。





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活動記録 2017年10月4日・5日 雄勝中学校指導

[Video]2017年3月18日(土)雄勝中学校H28年度生徒・雄勝町伊達の黒船太鼓保存会 | 伊達の黒船


2019/02/05

活動記録 2019年1月24日 雄勝町名振のおめつき

事務局四倉です。

毎年1月24日は雄勝町名振の奇祭「名振のおめつき」(宮城県指定無形民俗文化財)の日。昨年は爆弾低気圧などの悪天候の為にご祈祷のみでしたが、今年は舞台(担ぐ屋台・山車)巡業、寸劇の「おめつき(思いつき)」もありました。
(名振のおめつきは春祈祷も兼ねているとのこと)

始まりは雪が舞い散り、海から吹く風もとても冷たい中で神事が執り行われました。名振の方と、おめつきの日は大体こうだから、これは神様が喜んでいるに違いないと震えながら話ました。

今年もここのお祭りで会う「明日襷」の宮田宣也さんを始め祭男のメンバーが舞台巡業の助っ人に駆けつけていました。震災後から毎年雄勝のお祭りに関わってくれている方々です。毎年、名振や大須の祭りに顔を出すと高確率で会える外の方々。




ご祈祷も終え、みんなが山車の周りに集まり囃子を鳴らし熱気を上げて、いざ巡業開始。



開始早々にモミだす。屋根に薄っすら積もった雪が一気に落ちる。

ところで、この舞台の大きさは昔から決まっているらしい。おめつきの起源の時代(1780年頃)に、大火事があり集落が焼けてしまう。それで火伏せの神である秋葉神社の碑を建て、舞台を巡業し安全を祈願しているとのこと。その舞台が通る幅を開けておけば火事になっても燃え移りづらいという事も耳にしました。



やっぱりこの人、神山会長もいました。太鼓のすぐ脇を縄張りにします。



寸劇「おめつき(思いつき)」が始まる前に獅子舞をします。今年はいつも来る味噌作愛好連副会長の佐藤さんが来れず、神山会長と僕で獅子舞をしました。
名振の獅子頭、立派で重い!



舞台巡業の時、獅子頭はバンジョウ(漁業用のプラ製バスケット)にスポッと入れて持ち運ばれていました。ピッタリサイズ。



寸劇中、倉庫の中で囃子の笛の方と囃子について色々と話が弾みました。
今年は笛が一人しかいないので手伝ってほしいと声をかけていただき、名振の囃子はまだ勉強中でしたが吹かせていただきました。
(来年は、しっかり名振の囃子を身体に叩き込んで来ます!)

おめつきも終盤には、舞っていた雪も無くなり、空は青く澄み渡っていました。

この伝統行事が続くことを願い、一緒に出来ることを考えて行動していきたいと思います。




2019年 名振のおめつき動画



新聞などのメディアでも取り上げられました。

2019年1月25日 河北新報
Web版 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190125_13025.html



2019年1月25日 石巻かほく
Web版 http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2019/01/20190125t13003.htm




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活動記録 2019年1月4日 雄勝町大浜地区春祈祷

活動記録 2019年1月4日 雄勝町大浜地区春祈祷

事務局四倉です。

1月4日は大浜の春祈祷があり、神山会長が太鼓持ちなどのお手伝いに行くことでしたので、一緒に行ってきました。



石神社・葉山神社でご祈祷がされた後に、境内で舞い地区内へ出発しました。
大浜の獅子には権現舞とテレボクの二種類ありますが、ここ数年春祈祷の時は権現舞の獅子のみ廻っていました。



太鼓の近くで、神山会長ご機嫌です。



太鼓打手の方の息子さんに、実践で教えている姿、篠笛奏者の後ろについて指を覚える方もいて、次世代に囃子を伝えていました。



大浜漁港にて。




大浜復興団地




最後は集会所にて。



2019年1月4日 大浜春祈祷 動画



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活動記録 2019年1月3日 雄勝中央地区春祈祷(胴ばやし獅子舞味噌作愛好連)

活動記録 1月24日 名振のおめつき


2019/02/01

活動記録 2019年1月3日 雄勝中央地区春祈祷(胴ばやし獅子舞味噌作愛好連 )

事務局の四倉です。

先日1月3日、神山会長、畠中副会長を始め、保存会の約半数が所属している雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連(以下 愛好連)で春祈祷に参加してきました。
雄勝町内では1月2日〜6日、24日に各地区で春祈祷が行われ、愛好連は原・味噌作地区を周ります。

今年もいつも通り、3日に旧上雄勝の新山神社に集まり祈祷をしてから原・味噌作〜来塞神地区の各家々を回りました。今年は石巻復興きずな新聞社編集長の岩元暁子さんも篠笛奏者として参加しました。

岩元さんが2011年6月、仮設きずな新聞(復興きずな新聞の前身)の記者になった時に一番初めに取材をしたのが愛好連の副会長の佐藤均さん。雄勝の郷土芸能、獅子舞に対して気合いがこもった、とても熱い話に感銘を受けたとのことでした。
その後も佐藤さんと岩元さんの交流は続いて、いつしか関わっていきたいと思うようになったそうでした。

僕自身も岩元さんの話に感銘を受けましたし、そうやって雄勝に関わろうとしてくれる気持ちがとても嬉しかったです。
去年から時間が空いた空きに何度も家に通ってもらい、ずっと篠笛を練習してようやく迎えた岩元さんの初の本番、雄勝の春祈祷。


今年は晴れてはいましたが、風はとても冷たく体感温度がとても低い日でした。
僕は足袋靴を履いていたので足元から冷えてブルブル寒がっていたら、先輩が防寒長靴を貸してくれました(笑)

新山神社で、地区の方々、愛好連みんなでご祈祷。



ご祈祷が終わり、境内での獅子舞。去年から、大工さんをしている愛好連の方のトラックの荷台に太鼓を乗せて山車スタイルに。移動が本当に楽になりました。






雄勝中央復興団地。
本来は旧下雄勝、伊勢畑の獅子舞の方々が廻る場所ですが、高台引っ越しなどでバタバタして体制が整わない為、今年は愛好連が廻らせてもらいました。

  

高台から見える雄勝湾はいつも通り綺麗でした。
横に目をやると、法面が殆ど無い10m近い工事中の防潮堤が立っておりなんとも言えない気持ちになります。



来塞神地区。
愛好連副会長の佐藤さんのお宅があった場所。津波で流されてしまいました。




味噌作地区のある場所で、3.11震災の犠牲者へむけて黙祷。愛好連の会員も数名大津波の犠牲になりました。



黙祷の後に、獅子舞を舞う。



山ノ神。



どんどん、上って行き原地区へ。



少し身体が冷えてきたので、太鼓の方に回る。あまり慣れていない大太鼓パートを打っていたら、佐藤副会長より熱血指導が入りました。

副会長「バチを握る手は、こう、柔らがぐー!!」
四倉「はいぃぃ!」

副会長「こら、構えが黒船太鼓になってとー!」
先輩「わはは、気抜くとすぐこれだ、ちゃんとその足直せー、蹴ったぐっと!」
四倉「はいぃぃ!!」

まだまだ修行の道のりは長いです。



味噌作・原地区の復興住宅へ。




森林公園仮設住宅団地。今年度で仮設住宅は無くなり、復興住宅への移住が完了するとのことで、最後の仮設住宅廻りになりました。
3.11震災から8年、短いようで長い年月。本当にようやくです。





途中で味噌作・原集会所で地域の方が振る舞ってくれた豚汁やおにぎりなどでお昼休憩をしてから移動。

雄勝町を出て、河北町に出来た二子復興団地。多くの雄勝で津波被災した人たちが集団移転した場所です。黒船太鼓の神山会長や、愛好連の川田会長も二子復興団地へ移転しました。初めて二子で春祈祷を行い、沢山の人に喜んでもらいました。





春祈祷の最後まで吹ききった岩元さん。お疲れ様でした!



この記事の写真全ては牡鹿の半漁半カメの鈴木省一さんに撮っていただきました。

愛好連の春祈祷が新聞記事にもなりました。

2019年1月4日 朝日新聞
Web版:https://www.asahi.com/articles/ASM134G6LM13UNHB003.html

2019年1月5日 石巻かほく
Web版:http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2019/01/20190105t13005.htm




2019年1月10日 石巻復興きずな新聞


岩元さん記事(十五浜便り)はFacebookのこちらでも読むことができます。
(追記あり)



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活動記録 1月24日 名振のおめつき


2019年2月11日(月・祝)|第三回建国記念の日を祝う奉祝式典

日程:2019年 2月11日(月・祝)
時間:開場 13:00 / 開演 14:00〜 入場無料
会場:こもれびの降る丘 遊楽館(石巻市北村字前山15-1)

出演:
寺崎はねこ踊り保存会(はねこ踊り)
雄勝町伊達の黒船太鼓保存会(和太鼓)
西 夕子(民謡・演歌)
舞綺瓔 〜ぶきよう〜(ヨサコイ)
バルカローレ サン・ファン(合唱)

主催:建国記念の日を祝う奉祝式典実行委員会