東日本大震災 復興祈願追悼演奏。震災から3年

先日3月9日の日曜日に石巻の日和山にある
鹿島御児神社で宮城県内の太鼓団体による復興祈願と追悼の演奏をしてきました。
東日本大震災から3年。

この3年は果たして早いのか遅いのか感じる事が難しい実感がありました。
天気も気持ち良く晴れて、日和山から海を眺めて思いに耽る人達、
手を合わせてる人達も沢山いました。





この追悼演奏にもようやく出演できるようになった伊達の黒船太鼓保存会も
会員それぞれが海を見て、様々な深くそして複雑な思い、そして希望の祈りを
胸に抱きながら演奏をさせてもらいました。


(photo: Yuuki Watanabe)

(photo: Yuuki Watanabe)

(photo: Yuuki Watanabe)

(photo: Fumie Chiba)

「お客さんで目の前の海が見えなかったのが良かった、
 見えていたら、もう演奏出来なかったかも....」

と、メンバーの一人がソッと言っていました。
溢れそうな思いと祈りは音に乗っていたと思いました。

他の団体の方々も本当に思いと祈りが乗った素晴らしい演奏でした。




14:46には全員で黙祷を捧げました。

その後に全団体で宮城県の統一楽曲「鼓音」の演奏。
伊達の黒船太鼓保存会からは会長神山と副会長畠中が参加しました。




これから、また時間が動き出す。
でも、まだ止まっているところもあるのも事実。

焦らず、ゆっくり一歩一歩、進んで行こうと改めて心に思う日でした。


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