伊達の黒船太鼓の新衣装

東日本大震災で全て流失した伊達の黒船太鼓の衣装を
様々な繋がりからユネスコ協会とコシノ・ジュンコさんの支援を得て
新しい衣装を作っていただきました。

仮縫い時の記事

伊達の黒船、「サン・ファン・バウティスタ号」の建造を命じた伊達政宗の、
新しく時代を切り開き未来へ進む。
そのようなイメージでのデザインの話し合いを重ねて、
“コンテンポラリージャパン”をテーマにデザインしてくださいました。

その衣装の贈呈式を今月の初旬に東京都内で開いていただきました。


その直後にコシノさんが繋いで下さった公演で
陸上自衛隊第6師団の音楽祭があり、そこで新しい衣装の袖を通して出演しました。
震災の時に本当にお世話になった自衛隊の方々で、
第6師団は石巻でも救出、緊急支援、復旧活動をしていただいていました。
また、太鼓を打てる、そして震災時にしてくれた事への感謝の気持ちを
思い切り撥に託して打って来ました。
そして、この衣装も。様々な思いと繋がりが具現化した特別な衣装。
これも、自分達の次の世代、また次の世代へと受け継いでいってもらいたいと
強く思います。



石巻市でのお披露目公演は12月 2日の「雄勝希望のキャンバス」の公演になります。