活動報告 その5 くりはら万葉祭
9月22日
この日は宮城県栗原市にある「風の沢ギャラリー」で開催された
「くりはら万葉祭」に出演させていただきました。
風の沢ギャラリーのオーナーの杉浦氏と昨年からご縁を持てたのを
きっかけに出演させていただきました。
「くりはら万葉祭」は2009年の岩手・宮城内陸地震の震災で被害を
受けつつも、栗原の人々が笑顔で立ち上がり、壊されたものを直したり、
新しく作り出したりとする姿を見て、何か出来ないかと発足された祭と伺いました。
以下、公式サイトより
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地震という大きな災難を受けたにも係わらず、
栗原の人々の笑顔に心動かされ、皆様の前向きな姿に接することで、
何かお手伝いすることができないかと思い「くりはら万葉祭」を始めました。
人々はいつでも、ものを作り、壊され、また作り、立ち上がり、
そうして延々とつながってきたことを改めて考えてみたいと思います。
大人と子どもが一丸となり、破壊とは何か、創造とは何かを学び合う絶好の機会です。
命を生み繋ぐ土と、それを焼成する火。
しかし、時として土と火は命を奪い破壊してしまいます。
その土と火を使った万葉の時代から続く人類最初の科学「焼き物」から、
これからの担い手になっていく、可能性ある子どもたちへ伝承し、
作ることから、ものを考え、憐れみ、勇気を持って生きていくことを願っております。
そして、栗原は転んでも立ち上がり生きる強さと笑顔が溢れているのだということを
内外に示したいと思っております。
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そして、杉浦風之介さんと話をした時に
「東北を芸能の風で繋げていけたらな」
と、仰っていたのがとても印象的でした。
我々の2011年の東日本大震災で、海から水で破壊された経験もあり、
本当にシンパシーを感じました。
そして、何よりとても興味深ったのが、出演者のラインナップ。
本当に中々見れない山形、秋田、岩手などの郷土芸能団体が集まっており、
出演が無くても見に行きたい内容でした。
そして、祭の運営も地域の人達で行われていて、
本当に手作りの空間が物凄く心地良かったです。
それから、城生野神楽の小学生達の打ち鳴らし〜鶏舞が奉納され始まりました。
実は南部神楽そのものを見たのが初めてで、
いつも石巻地域でよく見ている法印神楽との違いがとても新鮮でした。
使っている太鼓も締桶太鼓かな?で、長く細いバチを使用し、
バチ使いがとても独特で軽快なリズム。そして叩きながらの唄は見事でした。
14:46に、東日本大震災の犠牲者への黙祷が行われ、
そして「火のモニュメント」に点火されました。
その点火を行ったのが栗原市長と伊達の黒船太鼓保存会 副会長の畠中さん。
そしてそのモニュメントに填められている陶板には
「共に前へ」の文字。
その文字を入れさせてもらったのが、会長の神山さん、そして栗原市長。
そして、我々伊達の黒船太鼓保存会の一回目の演奏。
演目は新曲の「ひふみ」と続けて「図南の響」を披露させていただきました。
どんどん様々な芸能団体が披露しているのを、本当に楽しく見させてもらいました。
こんなヘリコプターカメラも旋回していて、もうなんだか凄かった。
iPhoneでも操縦できるらしい。
どういう映像が撮れたのか、公式の発表もとても楽しみです。
陽も落ちてくると、篝火が焚かれてまた雰囲気が良くなってきました。
そして、伊達の黒船太鼓の二回目の披露。演目は「伊達の太鼓」
メンバー、バチを折りまくる。
鹿踊、さんさ、津軽三味線、盆踊り、神楽。
どれを見ても本当に素晴らしかった。
うちの副会長の畠中さんと鈴木(寛)さんと、佐沼鹿踊伝承会の鹿さん方。
なんか、笑顔が憧れのヒーローに会った子どもみたい。
この日は宮城県栗原市にある「風の沢ギャラリー」で開催された
「くりはら万葉祭」に出演させていただきました。
風の沢ギャラリーのオーナーの杉浦氏と昨年からご縁を持てたのを
きっかけに出演させていただきました。
「くりはら万葉祭」は2009年の岩手・宮城内陸地震の震災で被害を
受けつつも、栗原の人々が笑顔で立ち上がり、壊されたものを直したり、
新しく作り出したりとする姿を見て、何か出来ないかと発足された祭と伺いました。
以下、公式サイトより
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地震という大きな災難を受けたにも係わらず、
栗原の人々の笑顔に心動かされ、皆様の前向きな姿に接することで、
何かお手伝いすることができないかと思い「くりはら万葉祭」を始めました。
人々はいつでも、ものを作り、壊され、また作り、立ち上がり、
そうして延々とつながってきたことを改めて考えてみたいと思います。
大人と子どもが一丸となり、破壊とは何か、創造とは何かを学び合う絶好の機会です。
命を生み繋ぐ土と、それを焼成する火。
しかし、時として土と火は命を奪い破壊してしまいます。
その土と火を使った万葉の時代から続く人類最初の科学「焼き物」から、
これからの担い手になっていく、可能性ある子どもたちへ伝承し、
作ることから、ものを考え、憐れみ、勇気を持って生きていくことを願っております。
そして、栗原は転んでも立ち上がり生きる強さと笑顔が溢れているのだということを
内外に示したいと思っております。
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そして、杉浦風之介さんと話をした時に
「東北を芸能の風で繋げていけたらな」
と、仰っていたのがとても印象的でした。
我々の2011年の東日本大震災で、海から水で破壊された経験もあり、
本当にシンパシーを感じました。
そして、何よりとても興味深ったのが、出演者のラインナップ。
本当に中々見れない山形、秋田、岩手などの郷土芸能団体が集まっており、
出演が無くても見に行きたい内容でした。
そして、祭の運営も地域の人達で行われていて、
本当に手作りの空間が物凄く心地良かったです。
そして、オープニングのご祈祷で龍笛を演奏されていた「山下進」さんも
実は石巻市雄勝町出身。こんなところで再会でした!
それから、城生野神楽の小学生達の打ち鳴らし〜鶏舞が奉納され始まりました。
実は南部神楽そのものを見たのが初めてで、
いつも石巻地域でよく見ている法印神楽との違いがとても新鮮でした。
使っている太鼓も締桶太鼓かな?で、長く細いバチを使用し、
バチ使いがとても独特で軽快なリズム。そして叩きながらの唄は見事でした。
14:46に、東日本大震災の犠牲者への黙祷が行われ、
そして「火のモニュメント」に点火されました。
その点火を行ったのが栗原市長と伊達の黒船太鼓保存会 副会長の畠中さん。
そしてそのモニュメントに填められている陶板には
「共に前へ」の文字。
その文字を入れさせてもらったのが、会長の神山さん、そして栗原市長。
そして、我々伊達の黒船太鼓保存会の一回目の演奏。
演目は新曲の「ひふみ」と続けて「図南の響」を披露させていただきました。
どんどん様々な芸能団体が披露しているのを、本当に楽しく見させてもらいました。
こんなヘリコプターカメラも旋回していて、もうなんだか凄かった。
iPhoneでも操縦できるらしい。
どういう映像が撮れたのか、公式の発表もとても楽しみです。
陽も落ちてくると、篝火が焚かれてまた雰囲気が良くなってきました。
そして、伊達の黒船太鼓の二回目の披露。演目は「伊達の太鼓」
メンバー、バチを折りまくる。
鹿踊、さんさ、津軽三味線、盆踊り、神楽。
どれを見ても本当に素晴らしかった。
うちの副会長の畠中さんと鈴木(寛)さんと、佐沼鹿踊伝承会の鹿さん方。
なんか、笑顔が憧れのヒーローに会った子どもみたい。
河北新報にも載せていただきました。